井上雄彦が描いた伊勢神宮に奉納する墨絵「承」が、明日10月19日から11月4日にかけて現地で特別公開される。
幅約180cm、高さ約24cmの墨絵「承」は、20年に1度社殿を造り替える伊勢神宮の式年遷宮に合わせて制作されたもの。9月末に発売された「承 井上雄彦 pepita2」の取材時に、日本で古来から繰り返されてきた遷宮という営みにふれた井上が、文化・技術・伝統などの継承をテーマにこの墨絵を完成させた。「承」の縮小版が収録されている「承 井上雄彦 pepita2」にはドキュメントDVDも付属しており、DVDに収められた作画風景のダイジェスト版は、YouTubeで目下公開中だ。
「承」はその後、東京大神宮や福岡の太宰府天満宮などで順次公開。また伊勢神宮含め、いずれの展示会場でも井上が取材時に描いたスケッチが同時公開される。スケジュールは記事末のリストを参照のこと。
墨絵「承」公開スケジュール
■伊勢神宮 特別公開
期日:2013年10月19日(土)~11月4日(月・祝)
会場:伊勢神宮内宮参集殿
展示品:「承」およびスケッチ5点程度
■東京大神宮 特別公開
期日:2013年11月9日(土)~11月17日(日)
会場:東京大神宮マツヤサロン1階ロビー
展示品:「承」およびスケッチ8点程度
■太宰府天満宮 特別公開
期日:2014年1月18日(土)~2月16日(日)
会場:太宰府天満宮
展示品:「承」およびスケッチ23点
※その他、全国5カ所にて公開予定
マイナビニュース 2013年10月18日 「井上雄彦が伊勢神宮に奉納する墨絵「承」を各地で公開」より引用
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